アラビアンナイト 1 (東洋文庫)
によって 前嶋信次
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アラビアンナイト 1 (東洋文庫)の詳細
本のタイトル : アラビアンナイト 1 (東洋文庫)
作者 : 前嶋信次
ISBN-10 : 4256180680
発売日 : 1966/8/5
カテゴリ : 本
ファイル名 : アラビアンナイト-1-東洋文庫.pdf
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以下は、アラビアンナイト 1 (東洋文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
訳者の前嶋信次(1903〜1983)さんはイスラム史の学者なのでこの本の巻末には索引が付いていますし、あとがきは学術的で大変興味深く面白い。アラビアンナイトの訳本は普通は英語版(バートン版など)からの訳出が多いそうですが、これはアラビア語のカルカッタ版からの訳出です。学者である一方語り部としての語り口が上手なので楽しめます。出版は1966年ですから訳文はある意味古臭いのですがそれがアラビアンナイトの雰囲気にふさわしく思われます。下男や召使の田舎くさい言葉には日本の方言が使われていたりしてそれが結構雰囲気にあっていて面白いものです。さて、この巻は商人と魔王の話、漁夫と魔王の話(俗にいうつぼの中の大男)、荷物担ぎと三人の娘の話の3編が含まれています。どれも登場人物のさらなる物語が入れ子状態に含まれています。特に最後の話は入れ子の話が多くて、3人の遊行僧たちの話の中に魔法で猿に変えさせられた王子の話が含まれています。この巻の話はどれも面白いので☆4つでお勧めです。
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