ゲルマン語入門 (-)
によって 清水 誠
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ゲルマン語入門 (-)ダウンロード - 内容紹介バルト海からライン川へ、北海からアルプス山脈へ。近代市民社会の礎を築いた北方ヨーロッパのゲルマン系諸言語。錯綜したその言語世界の成り立ちを解きほぐし、明快な展望を与えるゲルマン語入門。内容(「BOOK」データベースより)バルト海からライン川へ、北海からアルプス山脈へ。近代市民社会の礎を築いた北方ヨーロッパのゲルマン系諸言語。錯綜したその言語世界の成り立ちを解きほぐし、明快な展望を与える、最新・最高のゲルマン語入門。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)清水/誠 1958年横浜市生まれ、静岡県に育つ。東京大学文学部卒、同大学院修士課程修了。東京大学教養学部助手、千葉大学教養部専任講師をへて、現在、北海道大学大学院文学研究科教授。専攻はドイツ語学・ゲルマン語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ゲルマン語入門 (-)の詳細
本のタイトル : ゲルマン語入門 (-)
作者 : 清水 誠
ISBN-10 : 4385364680
発売日 : 2012/7/1
カテゴリ : 本
ファイル名 : ゲルマン語入門.pdf
ファイルサイズ : 22.42 (現在のサーバー速度は21.13 Mbpsです
以下は ゲルマン語入門 (-) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
英語、ドイツ語、オランダ語と日本人には歴史的につながりの強いゲルマン諸語であるが、意外にその全貌に対する体系的な理解は日本人の間では持たれていないのが現状ではないだろうか。本書はゲルマン諸語の簡潔な歴史的・地理的多様性を一望するための良き伴侶である。やや音韻論に重点が置かれながら、印欧祖語からゲルマン諸語が分化・発達していく様子が詳述され、現代ゲルマン諸語の類似性・相違点が明快に見てとれるのは壮観である。やや簡潔に過ぎるという向きもあるかもしれない。比較的日本人にはなじみの薄いフリジア語やデンマーク語へ興味を持たせてくれるし、英語やドイツ語に関しても新たな光を投げかけ、これまでとは違った眼差しや姿勢で臨むことを可能にしてくれる。
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